『映画の友よ』Vol.049配信開始!

 昨晩配信しました。切通理作編集メールマガジン『映画の友よ』Vol.049
 http://yakan-hiko.com/risaku.html

<父子で見よう。きたぞ!われらのウルトラマン>(切通理作
ウルトラマンX全話レビュー・前編>(切通理作
フラッシュ・ゴードンの原点・1936年版全話研究>(切通理作
<『桜ノ雨』は歌ってはいけない歌?>(切通理作
<ゲーム原作映画の完成形『PERSONA3 THE MOVIE』>(後藤健児)
<街という生き物の映画『ジャクソン・ハイツ』>(山口あんな)
<渋谷区映画通り>(田中祐樹)


今回は、『劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』の、3月12日からの公開に合わせて、同作と、昨年放映されたそのテレビ版『ウルトラマンX』の全話レビューを行います。

『きたぞ!われらのウルトラマン』は通常の試写ではない、ちょっと特殊な環境で鑑賞したので、その事もレポ出来ると思います。

以前『ウルトラマンギンガ』の全話レビューを行いましたが、その時は、早稲田大学の怪獣同盟の皆さんに手伝って頂きました。
しかし今回は、直接自分が全話について書きます……と豪語しかかったところで、スミマセン!次号との分載にさせてください!

つきましては、今回掲載のはずだった、『Xベストエピソード3選』アンケートの結果も、次号の掲載にさせて頂きたく思います。
もし、これを読んでいる方で、自分もアンケートに参加したいという方や、今回のレビューに異論があるという方は、ぜひ熱い文面を送ってくだされば、特定の方への中傷につながるようなものでない限り、掲載させて頂きます!

また、『ウルトラマンX』にも参加したジュブナイル作品の名手小林弘利氏が脚本を担当した『桜の雨』についてのレビューも書きました。

そして、あの『スター・ウォーズ』の原点である、『フラッシュ・ゴードン』の、リメイク版の方ではなく、1936年に作られた、原点である全13本をレビューしました。

テレビではなく劇場映画で、一回20分前後でワンクール作られた同作は、ある意味テレビヒーローにつながるひな形を用意したともいえます。

SFヒーローの最新形と原典へのアプローチ、ともにお楽しみください。

連載執筆陣ですが、前回からレギュラー執筆陣に加わった田中祐樹さんからは、誘く第二回の原稿頂きました。勤務先が渋谷で、渋谷を中心に首都圏で上映される映画を年間数多く見ている田中さんの切り口、ぜひお楽しみください。

オンラインVHSショップ「カセット館」の後藤健児さんには、鬱と死のアニメ『PERSONA3 THE MOVIE』の魅力と再現度の高さを「原作ゲームをやり込んだ身として」紹介頂いてます。

国際映画祭スタッフの山口あんなさんの連載「世界を知るための映画」では、かつて「人種のるつぼ」と言われたニューヨークの街の変化を描いた『ジャクソン・ハイツ』を題材に、日本のシャッター商店街と同じように、小売店が成り立ちにくくなるとともに、マイノリティの共同体も成り立ちにくくなった経緯が語られます。
この映画はいまのところ映画祭上映のみで、今後公開されるかどうかもわからないため、貴重な報告となっています。

今号もぜひご一読願えれば幸いです。月二回配信、購読一か月無料です。
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