ビジュアル提案

 単行本、デザイナー氏から、レギュラー仕事の校了日がズレた関係で、どうしても今週が難しいという連絡をいただく。なので、来週の月曜日以降で打ち合わせできないかどうか出版社と調整。
  
  冬に出る本の方(サンタ服)のデザイナー打ち合わせの日時は9/28(木)12hにルノアール高田馬場第1店となる。同日15時から同じ場所で行われる表紙担当の漫画家の先生との打ち合わせ(初顔合わせ)も決まる。
  表紙については、まだなにも話し合っていないので、原稿をデザイナー氏に読んでいただいて、案を当日いただくことに。
  冬に出る本は表紙や各章扉、目次などの他にビジュアル面の仕掛けが何点かあり、その部分についてもデザイナー氏のお知恵をお借りしたいと考えている。 
  以下にそれについて触れる。 

  本文の章自体は普通の一段組にしたいと思っているので、以下はそことは変化をつける箇所。 

①雑誌の星占いコーナー風に処理 ここだけ横書きなどもありえるかと思う。 
②フォトストーリー 前著『失恋論』のように、本文と本文の章の間に違う要素が入る。そのひとつがこれで、全部で4編ある。写真は夏に撮影済み。それぞれにどんな写真の使用案があるかは、打ち合わせの際に持っていくことにする。この写真主体のグラビアページは、ある意味この本のキモとなる部なので、ぜひデザイナー氏のビジュアル・ディレクションでカッコよく出来たらと思う。
③上のそれぞれの後に付く、イラストでデータや製造過程を説明するもの  これは外注者にイラスト依頼する予定なのですが、どんな要素を入れるかの案は既に出来ているので、これも打ち合わせの際に相談する。そこで決めたフォーマットに沿って描いてもらおうと思う。
④コラム これも本文と本文の章の間に入る。本文の章とは書体を変えようと思う。 
⑤『恥さらし日記』 これはmixiの日記の採録を、付いたコメントとともに採録するという、実験的な試み。本文とは書体や文字の大きさも変え、2〜3段組が適当と思われる。日記と日付、時間、コメント部分、コメント者の名前などもそれぞれ書体を変えた方がいいかと思う。もちろん元のmixi日記は横書きだが、数ページにわたる都合上横書きを活かすのは難しいので、縦書きでそれらしい雰囲気が出ればと思う。よくwebっぽく、カクカクの字で表記するというのがある。ただそれをこのコーナー全部にわたってやってしまうと読者にとっては疲れるかも知れない。コメント部分などに活かすことも考えられる。
⑥解説コラム 本文と本文の章の間に入る、別筆者によるコラム。書体、段組も当然本文とは変えようと思う。コスプレやパンクなどの世界の解説の役も果たしているコラムなので、説明カット的な写真等(コスプレパーティの模様など)の挿入があるかもしれない。 
⑦エピローグ〜カラーグラビア〜エピローグ これは本文がそのままグラビアと連動していくという変則的な形。まず普通の本文で始まって、カラーグラビアに。フォトストーリーの一人一人の主人公がカラーグラビア一ページに一人という形で展開される。
⑧エピローグ後のエピローグ  エピローグの次に、映画でいうとエンドタイトル後の小ネタ的なものが付く。これは童話仕立てで、中に出てくる動物たちの絵が絵本風に入る。この部分の絵はまだ描かれていないので、デザイナー氏のディレクション下でお願いしようと思う。 
⑨あとがき  まだ執筆していないが、数ページ付く。

 以上、変則的な要素の多い本だが、だからこそ、ダサくやるとブチ壊しになる恐怖があり、なにとぞデザイナー氏の力をお借りしたいと思う。 
 (後に①、⑤は変更、割愛となる)


 わしズムでの「摂理」の件、脱会の相談に乗っている牧師さんでお話を伺える人がいるといいかなと思い、編集氏に連絡。それから撮影にふさわしい神社を提案。