2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

万博食いだおれ日記

結局二日かけて話題のパビリオン中心に取材したのだけれど、二日目は午後から仕事で同行いただいた方が帰られたので一人となり、すかさず昨日少し寄ったインド館に直行。カレー食べました。大きなタマゴが入ってるやつを頼む。あっさりした味だけど、まあま…

あなたもサツキとメイになれる!?

サツキとメイの家。 昭和30年当時の和洋折衷住宅を中京地区の大工さんが忠実に再現したもの(http://www.kino-ie.net/genba_071.html)だけど、実に良かった。 っていうのは「留守宅感」があったから。 古い民家が単なる廃屋や空き家に見えるんじゃなくて、…

愛・地球博の映像 押井守編

中日新聞プロデュース共同館「夢みる山」のテーマシアター「めざめの方舟」は押井守が総合演出を手がけた。一回の定員は250人まで。民謡歌手に万葉集からの大和言葉を歌わせる趣向を凝らしたお馴染みの音楽はもちろん押井作品の常連作曲者・川井憲次。 こち…

♪マンモスだぁ〜!

さてマンモスラボで展示されている、シベリアの永久凍土から発掘されたユカギルマンモス、これは思った以上に感動。 既にテレビなどに映っていたのは見ていたので、それをなぞるようにしか感じられないかなという事前予測があったのだが、やっぱ本物のテクス…

愛・地球博の映像 アメリカン

アメリカ館は一度取材予約して行ったのだが、なにせ若いアメリカ人が中心のスタッフがアバウトすぎて伝言がまったくつながらない。正面入り口の横で待っていたのだが誰も出てこないので近くのコンパニオン女性に「予約した取材で来たと告げたんですが」とも…

愛・地球博の映像 絶滅動物編

最先端IDの日立は超小型ICチップ「ミューチップ」(0.4ミリ角という極小チップの中で38ケタの数列を認識。毎日一億個生産しても百億年は番号が重複しないらしい。その形状と応用力から食品や医薬品の安全性・品質の情報管理や、紙幣の偽造防止としても期…

愛・地球博の映像 出演編

政府出展事業のひとつである長久手日本館。竹篭の繭に包まれた建物に入ると目玉は「地球の部屋」。地球の100万分の一の球体の中に入り、360度全方位映像を見る。最初に見たせいか、あまりにも時間が短かったせいか、あまり印象に残っていない。 ウルトラ…

フミヤの万華鏡

名古屋市パビリオン『大地の塔』は外壁に水が流れています。近くに寄ると涼しいです。あまり近づくと水しぶきがかかります。アクアウォールというそうです。ここにある、行った人からは不評も聞くことが多い万華鏡ですがこれが意外に良かった。塔の上部には…

万博 NO FUTURE

グローバルハウスのスーパーハイビジョンシアターで地球環境の有限性についてシミュレート。ただひとつの地球、ただひとつの命。地球もひとつなら人生の時間も一回。無限にあると思っていても、いつのまにか浪費してしまう。そんなメッセージは愛・地球博の…

愛・地球博とロボット 受付編

西ゲート近くに居る接客ロボットアクトロイドは話しかけると人間の言葉を理解して笑顔で答えてくれる。 受付ロボっていうからいつも居るのかと思っていたら、何十分かに一回、カーテンが開いて接客するのだ。僕が行ったときには既に何人か並んでいた。 アク…

愛・地球博とロボット 愛玩編

ロボットステーションの続き。 ロボットステージのすぐ横ではゴマちゃんみたいな「癒し」用ロボ『メンタルコミットロボット パロ』が常設展示で実際触れる。撫でると「くう〜ん」と喜び、まばたきし、ヒゲをいじると嫌がる。 私も撫でようとしたがあるおばさ…

愛・地球博とロボット 恐竜編

『わんパク宝島館』にあるロボットステーションはいくつかのロボットが展示され、実際触れ合うことが出来るロボットもおり、またロボットステージでは一体づつ紹介するショーも一時間に一回行われる。 僕は清掃ロボット「スバルロボハイターRS1」と恐竜ロボ…

万博にみる宮崎アニメ的未来

トヨタグループ館のロボットショーは、ロボットだけじゃなく数々の「モビリティ」も印象的。 i-unitは手をかざして持ち主を認証すると、座った形で作動できる無エンジンカー。事故や渋滞と無縁ですべての場所が移動可能に。限りなく人間の姿に大きさを近づけ…

愛・地球博とロボット その1

■はじめに 6月に新聞の取材で愛知万博に行きました。 http://mytown.asahi.com/aichi/news01.asp?c=40&kiji=237 その時に、記事に収まりきれない個人的レポートを書いていました。 愛知万博もあと一ヶ月と少しで終わります。 残り少ない期間に、これから行…

17歳の風景 

若松孝二の新作「17歳の風景 少年は何を見たのか」。 冒頭の揺れる富士山で、瞬間60年代の若松映画に帰ってきた気になった。 殺人をした少年の旅は「略称・連続射殺魔」での風景論のやり直しなのか。 「お前たちはただの風景だ」と雑踏でモノローグする少…