愛・地球博とロボット 恐竜編

PaPeRo2005-08-16


『わんパク宝島館』にあるロボットステーションはいくつかのロボットが展示され、実際触れ合うことが出来るロボットもおり、またロボットステージでは一体づつ紹介するショーも一時間に一回行われる。
 僕は清掃ロボット「スバルロボハイターRS1」と恐竜ロボットのショーを見た。
 掃除ロボは会場の床にゴミを落として吸い込ませる地味なショー。
 恐竜ロボットのショーは、ジュラ紀に迷い込んだ司会のお姉さんが、後方スクリーンに投影されたティラノザウルスから逃げて走ると、スクリーンが投影されていた壁がシャッターのように開き、中からティラノ型二足歩行ロボットが実際に登場する。
 しかし、パンフには「超リアル」と書かれているこの2メートルほどの恐竜ロボ、一見してハリボテがゆっくり動いているような感じで、観客からは一瞬失笑に近いものが漏れる。
 すると一人の子どもが「わあ、ホントに本物そっくりだね!」と。この子、なんてTPOがわかってるんだ。
 司会のお姉さんが凶暴な肉食獣だと説明すると、ロープが張られた前に座っている子どもたちが「食べていいよーっ!」「食べてー!」と掛け声をかける。
 なんてノリがいいのだ最近の子は。
 本物は全長15メートルだけど、そのぐらいの大きさだったらすごかったろうに。でも子どもにとってはやはりデカく見えるのだろう。子ども騙しといえばそれまでだが。
 恐竜ロボには他にパラサウロロフス型が居るという。