万博にみる宮崎アニメ的未来
トヨタグループ館のロボットショーは、ロボットだけじゃなく数々の「モビリティ」も印象的。
i-unitは手をかざして持ち主を認証すると、座った形で作動できる無エンジンカー。事故や渋滞と無縁ですべての場所が移動可能に。限りなく人間の姿に大きさを近づけ、人とクルマの融合がコンセプト。座った形の低速姿勢モードから寝た形の高速姿勢モードにチェンジするのがイイ。
そして人が乗って操縦するロボットi-foot。
ただ、これらの機械で町を移動するには置き場所が大変だね。いまでさえ自転車置き場に困る時代なんだから。ショッピングカートみたいに重ねて置けるようにすればいいのかな。
あくまで人の動きと連動した機械というのは、『未来少年コナン』に出てきたダイスたちが使っていた、わずか三本のレバーで操る採掘機ロボノイドを思い起こさせる。当時は懐かしく感じられた宮崎アニメのメカニック感覚こそがわれわれの文明の未来形だったのか。
それはグローバルハウスの出口にある「open sky project」の「超軽量パーソナルジェットグライダー」にも見出せる。
これって、まんま『ナウシカ』のメーヴェ!
http://www.petworks.co.jp/~hachiya/opensky/
飛行実験のVTRが流れていたが写っていたのは小型模型だった。展示されている実物大に、人間がまたがって風に乗るのを見てみたいなあ。