2009-01-01から1年間の記事一覧

ドキュメンタリー頭脳警察

映画の中でのいろんな場面が日常の中でよみがえってくることって、ありませんか? それで、見ている時以上にジーンとしてしまったり……。 最近僕は「ドキュメンタリー頭脳警察」の第二部で、重信メイさんに歌を歌わせようとディレクター役で四苦八苦するPA…

新しい「懐かしさ」との出会い

昨日、ウルトラマンの映画「「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」の公開初日だったので、見てきました。 新宿のミラノへ出かけたら、劇場を横断する形で外に列が出来ていて、親に連れられた子ども達がパンフレットを持ち心待ちにしているのが伝わっ…

『ダンプねえちゃんとホルモン大王』トークと大阪公開

不詳私も出演させていただいている『ダンプねえちゃんとホルモン大王』公開が近づいています。 真魚八重子さんのブログでも批評されています。 http://d.hatena.ne.jp/anutpanna/20091127 映画の関西公開が決まりました。 2館で上映になります。 ■1/2〜1/15…

久しぶりの近況報告

しばらく滞っておりました。 久しぶりで、書くべきことが溜まってしまい、どこからご報告したらいいのかわからないので、とりあえず掲載媒体や近々に迫っていたり、情報解禁になった予定などを記します。 いま出ているのは小学館「SAPIO」11月25日号の…

「『審理』再公開と保存を求める署名」を最高裁に提出

本日、おかげさまで、無事「裁判員制度広報用映画『審理』再公開と保存を求める署名」を最高裁に提出することが出来ました。 10月30日午後1時30分から、最長30分の約束で、最高裁内の会議室で申請書類の受け渡しが行われました。事前に電話連絡し、…

高久進さん追悼、上原正三さんと対談

発売されたばかりの「刑事マガジン」8号で、脚本家の高久進さんの追悼特集を担当しました。 単に作品を振り返ったり、過去のインタビューを振り返ったりするだけではないものを……と思い、僕の中に浮かんだのは、「Gメン’75」初期の高久さんの傑作のひとつ…

『審理』署名期間終了のご報告

『審理』再公開と保存を求める署名、10月7日いっぱいで無事終了いたしました。 9月30日終了予定を一週間延長させていただき、最終的には602名の方々にご署名頂きました。 ありがとうございます。 署名くださった皆さんの意志を、しっかり最高裁に伝えてい…

『審理』署名今日までです

『審理』再公開と保存を求める署名、いよいよ今日一杯までで終了の予定です。 現在595名もの方にご署名いただき、感謝感激しております。 今日一杯、署名期間がございます。「時間があるときにでも」と考えてくださっていた方は、ぜひこの機会にお願いいたし…

『審理』署名、目標人数達成と期限までの継続のご報告

「裁判員制度広報用映画『審理』再公開及び作品保存を求める署名」にご署名くださり、ありがとうございました。 おかげさまで、署名数が目標数に達しました。 ご署名くださった方、ご紹介くださった方、見守って下さった方、ありがとうございます。 ただ、署…

ウルトラの星

原田昌樹監督の遺作『審理』の作品保存と再公開を求める署名、ご協力ありがとうございます。現在149人の方がご署名くださっており、感激です。 ところで、先ごろ刊行された『上原正三シナリオ選集』(現代書館)に、原田監督が『ウルトラマンティガ』で満田…

ご署名確認メールが来なかった方に

「署名TV」アクシデントについてのお詫びとお願いを、昨日の日記に記させていただきましたが、その後、運営サイドとのやり取りである程度状況把握が出来ましたので、重ねてご報告いたします。 2009年8月21日16:00から24日21:00の間にご署名いただいた方で…

「署名TV」アクシデントについてのお詫びとお願い

インターネット上のシステム「署名TV」にて、呼びかけさせていただいている「裁判員制度広報用映画『審理』再公開及び作品保存を求める署名」にご署名、ご協力、また見守ってくださっている方々、ありがとうございます。 8/22の20時から、昨日24日の8時ま…

『審理』再公開及び作品保存を求める署名、開始一日目です

生まれて初めて「署名の呼びかけ」を始めさせていただきました。 「裁判員制度広報用映画『審理』再公開及び作品保存を求める署名」です。署名プロジェクトURL(署名先)↓ http://www.shomei.tv/project-1240.html 以下が、その呼びかけ文のショート・ヴァ…

映画『審理』再公開及び作品保存を求める署名、開始しました

「裁判員制度広報用映画『審理』再公開及び作品保存を求める署名」、開始しました! http://www.shomei.tv/project-1240.html ■署名プロジェクトの詳細 2009年8月7日、最高裁判所が、裁判員制度広報用映画『審理』の配信及び公共施設での貸し出し、上映活…

『審理』公開停止への疑問

私は批評家、ノンフィクションライターをしております。 最高裁は酒井法子主演、故・原田昌樹監督の裁判員制度広報用映画『審理』の配信及び公共施設での貸し出し、および上映活動の中止を決定したというニュースを知りました。 私はただいま、ライターとし…

一万人のナナシ、出てこいや!

アクションシーンにどんどんカメラが寄っていく迫力、かと思えばヒーローが歩いてくる場面の超望遠、そしてスキッとした立ち姿……東映ヒーロー屈指のハードボイルドでアクチュアルなキャメラマン・松村文雄さんのロングインタビューを、出たばかりの「東映ヒ…

キングギドラの光線・生みの親ロングインタビュー

出たばかりの「特撮ニュータイプ」9月号での連載『プロジェクト昭和特撮』。 今回は、空を飛び、三本の首から吐きまくるキングギドラの引力光線の生みの親の飯塚定雄さんです。 飯塚さんのインタビューは、過去に「宇宙船」110、111号でなされていますが、…

高久進さんのドラマ作法

高久進さんの追悼がネットでさまざまに出ています。 多くの人に偲ばれるのは、一本一本どんな話を書いていたかつまびらかでない人たちにとっても、テレビの一時代を画した人として認識されているからでしょう。 著名な人の追悼としては、唐沢俊一さんが、そ…

高久進さん、永遠の復活

『Gメン`75』『キイハンター』『マジンガーZ』『超人機メタルダー』等、いくつものアクション、アニメ、特撮その他の作品を世に出した脚本家の高久進さんが、22日お亡くなりになりました。 私のもとには、23日の昼過ぎにご連絡がありました。 この時点でど…

『ダンプねえちゃんとホルモン大王』が見れるレンタル屋さん

前作『ヒミコさん』に続き医師役で出させていただいている『ダンプねえちゃんとホルモン大王』の監督・藤原章監督の独占レンタルが、高円寺のカルトレンタルショップ「Auviss」にて展開中です。 なんと新作『ダンプねえちゃんとホルモン大王』もレンタルして…

時間を忘れても時間は過ぎる

現在四つの連載の内、『プロジェクト昭和特撮』(「特撮ニュータイプ」)が入稿し、『仮面の世界』(「東映ヒーローMAX」)が発売中です。 『プロジェクト昭和特撮』は昭和ウルトラシリーズのキャメラマンで平成シリーズのプロデューサーである鈴木清氏の…

サイタマノラッパートーク出演

大好評!でリバイバルの映画「SRサイタマノラッパー」の東京・渋谷ユーロスペースでの上映中、6/24(水)にトークゲストで出させていただきます。 映画見たときから語りたい欲求があったので、うれしいです。 他には以下の方々が。 6/20(土)三留まゆみ(ラ…

原田昌樹氏が遺した言葉

ただいま刊行中の「刑事マガジン7」(辰巳出版)でまとめさせていただいた原稿の、はじまりの部分だけを、以下に記します。 ○原田昌樹氏が遺した言葉 昨年二月に物故された原田昌樹氏は、『ウルトラマンティガ』(97)以降の平成円谷プロ作品において、ファ…

白いうんこ

以前『失恋論』という本を出したとき、評論家の小谷野敦さんから「あんな失恋生易しすぎる。あなたは白いうんこを出したことがありますか」と問われ、その迫力に圧倒され「あ、ありませんケド……」としどろもどろになってしまった私です。 でも、今考えてみる…

祝★受賞

藤原章監督から連絡があり、不肖私も出演させていただいた「ダンプねえちゃんとホルモン大王」が大阪の映画祭で大賞を受賞したとのこと。 おめでとうございます! http://www.planetplusone.com/cinetlive/2009/ 完成したけどまだ公開されていない映画を先に…

さじ加減で是非が決まるメディア

昨日は、原田監督の取材で成城方面に伺い、貴重なお話をいっぱい伺った後、松江哲明さんのドキュメンタリ『あんにょんキムチ』を渋谷で見る。 同題の本を先に読んでいたのだが、映画となると印象が違う。文章は著者の思っていることをダイレクトに書けるけれ…

東京って面白い

やってなくて、しかも店の前にロープ張られてておまわりさんが通行人に尋問してた。踵を返してライオンの通りに入ったら台湾料理のお店があって、安かったので五百円の鶏肉とカシューナッツ炒め定食を食べる。時間調整のためあったかいウーロン茶頼んだら冷…

食べ損ねたもの

父親の誕生日で最寄り駅近くの中華料理屋に家族で行く。 ふかひれスープはやはりおいしい。 鶏とココナッツ和えを食べ損ねた。 ももまんも食べた。

ラピュタ阿佐ヶ谷での

鈴木義明さんの発掘フィルムによるオールド・ピンク映画を見に行く。日曜日の初日である内田高子さんのトーク付き上映には事情で行けなかったので、今日は映画のみの鑑賞。 67年の作品で、「ピンク映画」といっても、オールヌードは出てこない。主演の内田高…

死んだ後に出会う

ある人に謝罪の手紙を書いた。 自分の悪意ではなく不可抗力的要素があったことを説明しつつ、しかしそこに責任を転換したくはなかったし、すべきではない。不可抗力が存在するということこそが現実だからだ。 崇高な理想を持った人が、そこに憧れている自分…