キングギドラの光線・生みの親ロングインタビュー

  出たばかりの「特撮ニュータイプ」9月号での連載『プロジェクト昭和特撮』。
 今回は、空を飛び、三本の首から吐きまくるキングギドラの引力光線の生みの親の飯塚定雄さんです。
 飯塚さんのインタビューは、過去に「宇宙船」110、111号でなされていますが、基本的なこと以外はそこと被らないように、そして特撮や怪獣は好きでも「光線」や「光学合成」に特に着目してこなかった人にでもわかりやすい切り口を心がけました……って、まだ前編が載っただけで、後編はこれから書くんですが……。
 前編はゴジラ放射能火炎から、キングギドラの引力光線はもちろん、X星人円盤の怪獣輸送、ウルトラマンスペシウム光線、セブンのアイスラッガー、新マンのブレスレット、果てはミニラの輪っかまで……光線、光線、光線についてお話を伺いまくってます!

 それにしても、初代ゴジラ(昭和二九年)からやっている人(しかも現役!)にインタビューしているなんて「すごい時間だ」と伺っている最中に思いました。
 しかも昨日のことのように熱い!
 「光線がこうビャーっと行って、バババババババババってなるんだよ!!」
 ご自分が凝ったタイミング、勢いを追体験されるように語られます。
 目の前でゴジラが熱線吐いてるんじゃないかと思いました!