『審理』再公開及び作品保存を求める署名、開始一日目です

生まれて初めて「署名の呼びかけ」を始めさせていただきました。
裁判員制度広報用映画『審理』再公開及び作品保存を求める署名」です。

署名プロジェクトURL(署名先)↓
http://www.shomei.tv/project-1240.html

以下が、その呼びかけ文のショート・ヴァージョンです。

裁判員制度広報用映画『審理』の配信及び上映活動の中止に対して、それをあくまで当面の自粛にしていただき、容疑者への公的な判断が出て、それに対する世間の反応が静まったら、鑑賞可能な状況にすることを、最高裁判所にお願いする署名です。
 この作品は映画監督・原田昌樹氏の遺作となります。癌で余命を宣告されていた中で、命を刻むようにして作っていった作品です。裁判員に選ばれたごく普通の人々の視点で、人が人を裁くのではなく、罪を裁くのだということをわかりやすく説いていました。
 この作品が、裁判員を演じた俳優の起こしたとされる事件を理由にして、公開がされなくなってしまっている状態を悲しく思います。
 (以上、呼びかけ文の短いヴァージョンです。長いものは18日の日記に記しました。どちらもコピペ、回覧ご自由に行ってくださって結構です)

署名には「署名TV」というWebシステムを使っています。
特にそこに入会などの登録をしなくても署名が出来ます。
 最高裁判所および同長官に署名を渡す際には本名での提出になりますが、それ以外の目的では一切使用はいたしません。
署名の際に「匿名にする」にチェックを入れれば、Webサイト上での表示は匿名になりますので名前は公表されません。

 裁判所の「自粛」判断についての是非や出演者の一人が冒したとされる罪については、個々の意見として皆さんおありだと思います。僕もあります。
が、今回の署名は、『審理』という作品を、今後「なかったこと」にしてほしくないという気持ちのみから呼びかけさせていただきました。
 届け先は『審理』の製作元である最高裁ですが、この署名は要求というよりは、希望であり、心情の表出だと考えています。

ご賛同くださる方は、声を広げるのに、ご協力くだされば幸いです。