高円寺文庫王国

美術館の図録原稿、本日夕方締め切りを前に、ついにこれ以上の微調整をやめ、観念して提出。安堵感と心地よい虚脱感。


いましろたかしの「ウフ」での連載の最新のに載っていたフレーズ、

   やる気がないのは決して悪いことでも不自然なことでもないのだ。
   大きな声で言えないだけである。

に「なるほど」と思ったわけでもないし、共感したわけでもないのになぜか印象に残る。

タダで原稿書いた「高円寺文庫王国」という永田王さんのミニコミ届く。
薄いのですぐ読める。
B5で700円。
どんな人が買うんだろうか。
鶴岡の詩がなかなかよかった。
ウェブ日記とかミニコミとかインディーズバンドとかみんなオナニーじゃないか。でも愛されながら観察されるオナニーというのもあるんじゃないか。
という鶴岡の叫びには共感できた。
枡野さんは「てんぐになってるのにインポ気味」だそうだ。
彼の新刊は七万部以上売れたそうだ。
そんなに売れたことがない私はただうらやましい。
でも僕はワイドショーのコメンテーターになりたいのだ。

高円寺文庫センターに向けて作ったと聞いたのでお店に行ってみたら、なかった。
mixiで執筆者の一人がある事情で置けなくなったと書いてあった。
ひょっとして、自分の原稿で高円寺の色んなお店について粉飾なく書きすぎたからだろうか。
悪口のつまりは一切なかったのに。
愛とは通じないものなのか。