小中千昭さんとのトーク、大盛況でした

 先日5月22日(金)開催、「もっと高く!〜『少年宇宙人 平成ウルトラマン監督・原田昌樹と映像の職人たち』 ×『光を継ぐために ウルトラマンティガ』刊行記念トーク」、
 席の予約下さる方が最後の数日で増え、当日はおかげさまで満員でした。
 来て頂いた方、情報拡散下さった方、ありがとうございます!

 小中さん、映画美学校の講師もされておられますが、当意即妙のトークで客席の皆さんの心をぐっと掴んでいました。
 「今自分は新しい時代のウルトラマンが見れている」というリアルタイムの興奮を、
会場に来られた皆さんと一緒に思い起こせる時間でした。

 書店の担当の方が「どんな話題でも、誰もついてこれないという顔をしてなくて、一体感のあるイベントでした」とおっしゃっていました。
 質問コーナーも、何人もの方に手を挙げて頂き、とても充実してたと思います!

前日、小中さんの書かれた『稀人』の原作者自らによるノベライズを初めて読み、映画版(清水崇監督)を久しぶりに見返しました。

 『ティガ』にも出てくる「永遠の少女」と「地下世界への思い」というモチーフを小中さんがその後もつきつめていった事が伺え、その話題もいたしました。

 平成ウルトラマンにも、小中さんの「異なもの」との出会い方そのものに根ざしている部分が相当あると思います。

 その辺り、今後とも、批評家としてアプローチしていきたく思います。

 発売中の「特撮秘宝」創刊号では、小中さんとの対談が掲載。
 

 その中で小中さんは、原田監督と組んだ「もっと高く!」(『ウルトラマンティガ』第50話)を、大スクリーンで、
 音響設備の整ったところで再見した時の驚きと、原田演出のすごさとの出会い直しを語っておられます。

 『光を継ぐために ウルトラマンティガ』と『少年宇宙人 平成ウルトラマン監督・原田昌樹と映像の職人たち』の
小中さん目線、原田さん目線の「もっと高く!」の章も併せ読んで頂ければ幸いです!

光を継ぐために ウルトラマンティガ

光を継ぐために ウルトラマンティガ

少年宇宙人 ~平成ウルトラマン監督・原田昌樹と映像の職人たち~

少年宇宙人 ~平成ウルトラマン監督・原田昌樹と映像の職人たち~