メルマガ「映画の友よ」イベントやります

2013年12月よりスタート、足掛け三年夜間飛行から月二回発行してきた切通理作メルマガ「映画の友よ」初のイベントを行います。
私の基調講演(と言うほどのものではないですが)は高畑勲論にとりくみます。第一回は『母をたずねて三千里』がテーマです。

宮崎駿押井守論をやったユーロライブの町山智浩さんとのトークでは、まだ高畑勲論の話は出てきていないので、
いずれやるにしても、ここで一旦話題を揉んでおきたいと思いました。
「映画の友よ」創刊号を『かぐや姫の物語』論から始めた事を思い出す読者もいらっしゃるかもしれません。

そしてゲストは、映画監督の大木萠さんと、脚本家・カメラマンの阿佐谷隆輔さん。
このお二人が組んだ『花火思想』は、私がこのメルマガを始める前、試写室通いを始めたその最初の日に出会って、
ガツンと殴られたような気がした、運命的な出会いの作品です。


打ち合わせで大木監督が、「同じ映画を何度も見るのって、『もう一回あの時のあいつらに会いたい!』って事ですよね!」
とおっしゃっていて、「なるほど」と思いました。

「映画の友よ」の「友」とは、映画そのものが友であるという意味もありますが、
映画の中に生きる登場人物と「また会いたい」と思う事を指してもいるのかもしれない……
大木監督の言葉で、改めて、自分の深層心理をも、言い当てられた気がします。

そして大木萠監督と、脚本家・カメラマンの阿佐谷隆輔さんは、
メルマガ「映画の友よ」の告知動画を作ってくださった人達でもあります。
https://www.youtube.com/watch?v=cpZF0LoDRCk

当日は、お二人にとって「出会い」となった映画の話をして頂きます。と同時
に、メルマガ告知動画の第二弾も、この日初公開する予定です。

今度のイベントは、「映画の友よ」を読んでいる人には、どんな人が書いているのかという事も含めて、
文字の上での事が立体的になると思います。

レギュラー執筆陣からは、オンラインVHSレンタル店「カセット館」館長・後藤健児さんが出てくれて、
VHSビデオでしか見れないお勧め作品を紹介。

連載「眼福女子の俳優論」の小佳透子さんも登場。
この人の文章は、書き手が俳優についてどう言い表わせばいいか、常に勉強になります。
当日は連載でも触れたミア・ワスコウスカ。7月18日公開の新作『奇跡の2000マイル』も事前に見て、ミアの最新形を報告!

連載『世界を知るための映画』の山口あんなさんには、6/5にDVD発売予定の、
シンガポールのメイドの話『イロイロ』の話題をメインに、
日本の観客が、どんな部分も、自分の生活と比べるところを思い浮かべやすい映画について語って頂く予定です。

「映画の友よ」第一回イベントは6月19日(金)夜7時半より(開場は7時です)。
JR阿佐谷駅にほど近い「よるのひるね」というお店が会場です。
https://twitter.com/yorunohirunepro
 
6/18までのご予約で1000円+1drink\500円 当日500円高です。
電話03-6765-6997 yorunohirunepro@gmail.com
JR 阿佐ヶ谷駅北口 ロータリー左手不動産(杉山商事)角入って20m 八百屋向かい。

当日でも気軽にお立ち寄りください。
たとえたった一人しか来なくても、その人に語ります!