実際には翌日午後までまたがった日記

   書評紙の原稿のゲラチェック。
   26日のイベントでお会いする森達也さんの『A2』をDVDで見る。本の方は対談集『世界と、僕らの未来のために』読む。
   電話で枡野さんと話す。昨日のお詫び。森さんの『池袋シネマ青春譜』の話題もする。
   13日に出した原稿、取材相手側に原稿チェックに出している模様。自分の方のプロフィールを、新連載なので読者へのよりわかりやすい紹介に変えるやりとりを編集氏の提案でする。
  夕方以降、冬に出る本の打合せを二箇所でしたら、終電過ぎた。
 その時点で原宿にいたので、とりあえず新宿まで歩くことにする。
 途中、野方ホープ原宿店があったので、亡き友人を思い出して夜食。
 野方ホープ全店の中で一番大きな店です。
 ネギラーメンに卵をトッピング。
 出てまた歩き新宿に着いたら4時近かったので、ゴールデン街までそのまま歩き「鳥立ち」に入ったら、映画芸術の小林さんと「銀河系」ママの伊藤清美さんが居たので『ヨコハマメリー』の話などをする。
 5時過ぎてそろそろ始発で帰ろうかと腰を上げると、清美さんが寄るというのでほぼ向かいにある東郷健さんのお店に一杯だけ付き合う心積もりで入る。柱にデリシャスウィートスのチムニーさんの落書きがあった。
 そうしたらどういうわけか、店内に居たペペ長谷川さんたちとともに松田政男さんの家に行くことになり、タクシーで板橋まで走った。
 途中一度、同席した女性のマンションに寄り、缶ビールを呑み、ふたたびタクシーに乗って高島平に行き、いったんファミレスに入りまたビールを何倍も呑む。松田さんはゴールデン街にいた時からもうふらふらしていたのに。14日も夕方五時から呑んでおり、ほぼ毎日そうやって呑んでいるらしい。
 もう七三歳というが大丈夫なのかこの人は。
 人を心配する場合でもなく僕も松田邸に着いたらバタンキュー。起きたら昼過ぎで誰も居らず松田さんのみが寝ていたので、置き手紙して帰った。
 そのまま死んじゃったりしたら困るなと思い、声をかけようとするがあまりにも熟睡モードなのでそのまま出る。
 時間があったらこのまま居ても面白いと思うが今日は靖国神社のみたま祭りに行く約束があるのだ。
 近くを歩いている人に最寄り駅までの行き方を訊いて帰る。途中すごい雨に降られたのでミスドに寄ってドーナツとアイスティー
 帰宅したら松田さんの知り合いである母親に「こういうことがあった」と報告。母は松田さんの身体を慮っていた。