本日サンタ女子パーティです!
あわてんぼうのサンタのように、鐘を鳴らし忘れたり、煙突から落ちたりしないようにと思いながらも、泣いても笑っても、今日になりました!
ロフトプラスワンの地下室が、いかに「女の子の部屋」になるのか、ぜひ遊びに来て下さい!
子どものときから、オママゴトが好きでした。女の子に混じってのお茶会が!
サンタ女子がステージに一堂に会するさまが、いまは頭に思い浮かべていますが、それが現実になるなんて!
この日のための、本には登場しないオリジナル・サンタ服が多数登場します!
……などと自然に出来てくるように言っていますが、本でも「サンタ服制作」でクレジットされている沙貴子嬢が、夜なべをして縫ってくれていることでしょう!
昨日は私の実家で朝から夜まで通しリハーサルしてみました。でもそれはツリーの形をうすぼんやりと想像しているようなもので、実際のひとつひとつの出し物がどうなるかはまさに本番の一回だけのもの。
割れてみないとなにが出てくるかわからないクス玉のようなイベントです!
今回は本自体にビジュアル含めた色んな要素がありますので、イベントも写真展とか平行してやりたかったのですが、結局一箇所ですべての要素を集約させることになりました。
本に登場するサンタガールズのみんなにも出演してもらって、本の中の要素をどんな風に舞台で見せていくか、考えています。
サンタ女子ファッションショーを、ぜひ見に来て下さい。
そして会場にサンタ服を着てきた方は、ぜひ見せてください!
本の中でも現代の「ハプニング」として触れさせていただいた「悩殺ハレンチ集団」デリシャスウィートスのメンバーの方が出てくださるのはとても嬉しいです。
僕やお店の人以外に司会の方をお願いすることで、ショー的要素のぎごちなさがなくなり、またツカミOKなイベントに、と思い、靖国神社の見世物小屋のイベントなどでも絶妙な司会を見せ、また歌と踊りも見事な佐藤梟さんにお願いしました。
デリシャのチムニーさんには本当にお世話になっています。60・70年代の「ハプニングエロ」を僕だけの視点で捉えてしまったら、単なる過去賛美になってしまう。いま20代前半で、その時代を知らないけれど、人一倍愛しているチムニーさんの視点を通ることでポップになるし、彼女のイラストコラムとあいまみえることで、裸女がスキーをしたり、バットを振ったりする絵も面白く見ることができるのだと思います。
今回のイベントでも同じメンバーの魔子さんとともに踊りを見せてくださいます。
宮田珠己さんとはコーナーを作ってじっくりトークをします。『サンタ服を着た女の子』の発想のきっかけとなった宮田さんの『晴れた日は巨大仏を見に』から、僕は物事を風景として見る視点を多く学びました。クリスマスは風景を自分のものにする季節でもあると思います。きっとそんな話題も出るでしょう。
枡野浩一さんにはサンタ女子と「しゃべり場」していただければと思っています。NHKの本家「しゃべり場」にも出演したことのある枡野さんなので、サンタ女子のクリスマスのあり方について、男と女の思いの溝について、本音で語ってくださるのではないかと思っております。
ライターの永田王さんは乙女な僕と正反対なオヤジな女性ですが、まだ何回も会ったことがないのに気の合う人です。いつも「チンコチンコ」とおっしゃるので、僕が赤面してしまいます。どんなトークが飛び出すのやら、ドキドキです。
三坂知絵子さんは来春、団鬼六先生の「花と蛇」の舞台で主役の令夫人を演じる女優さん。今回のイベントでも、独特のシチュエーションでの扮装を考えておられるとのこと、楽しみです!
真生女王様は、小柄で目力の鋭い女王様。実にカッコイイんです。彼女の鞭が空気を切る音に、シビれときめきます。
小説を書いた佐伯ツカサ嬢も、またエレガンスな雰囲気の人です。女の子のストーリーを舞台で見せる工夫を用意しています。
さてさて、本番ではどんなコトになるのやら!
ぜひ皆さん、プレゼントやロフト特製ケーキもご用意してますので、お越しくだされば幸いです!
♪あわてんぼうの サンタクロース
しかたがないから おどったよ
たのしく チャチャチャ
たのしく チャチャチャ
みんなもおどろよ ぼくと
チャチャチャ チャチャチャ チャチャチャ
切通理作PRESENTS
『サンタ服を着た女の子〜ときめきクリスマス論』刊行記念
「サンタ女子たちとクリスマス・パーティ」
クリスマスはすべてが逆転する季節! 大人になった女子と男子が「乙女心」を再発見。歌、トーク、踊り・・・・誰の心の中にもある「女子の部屋」でハプニングを経験しませんか?
【司会】佐藤梟(デリシャスウィートス)
【出演】切通理作&サンタガールズ、枡野浩一(歌人)、宮田珠己(巨大仏エッセイスト)、チムニ−&魔子(デリシャスウィ−トス)、永田王(コラムニスト)、三坂知絵子(女優)、真生(女王様)、あいかわこうた(映画監督)ほかアーティスト、パフォーマー
12月18日(月)
Open18:30/Start19:30〜23:00
会場・新宿ロフトプラスワン
http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/
¥1000(飲食別)
※サンタ服着用者に割引あり
途中入退場はラフなのでいつでもお越しください!
<以下はイベント終了後のメッセージ>
おかげさまで、イベントも盛況に終りました。
おいでくださった方、ありがとうございました。
歌、踊り、朗読、トークをミックスさせて構成台本を用意するという、全体がひとつのお芝居のような流れになる、僕にとってははじめてのイベントでした。
第一部ではスライドで女の子の写真を投影しながら朗読、それをあるタイミングでサンタ服を着た実物の女の子と差し替える、という試み。一人はキャンディを会場に配り、一人は会場の後ろから疾走して登場し、一人はダンスを妖艶に踊る。
そしてこの日のために新しく作ったサンタ服を着用したゲストの方々にも、それぞれ「得意技」を披露していただく。
女の子がだんだん増えてきたところで、枡野浩一さん交えた「サンタ女子しゃべり場」。
そして第二部はこの本の企画の発端になった『晴れた日は巨大仏を見に』の著者宮田珠己さんとのジオラマを投影しながらのトーショー。
ラストは現役ミュージシャンの生演奏によるクリスマスソング大会。
冒頭、僕が登場する場面ではフェイクでニセモノが先に出てくるなど、なにしろ段取りがものすごく多く、それぞれ台本で指定してあるという、本当に出来るのかという内容でしたが、おかげさまで大きな瑕疵なく終了できました。
「刊行記念」というのは外せない存在意義であるにしても、なんの予備知識もない人に「クリスマスパーティやります」というだけで集まってもらうという、サンタ服の存在同様の「ギャフン」と言わせる悪戯な試みにあえて乗って「いっちょ行ってみようか」という人が現代の効率優先の社会でどれほどいるだろうか、いたらいいなと思ったのですが、あれだけの人が来てくれてホッとしました。また始まってからのお客さんの反応も嬉しかったです。佐藤梟さんの名司会が僕らのキャラを立たせてくださったこともあり、ギャグのパターンをちゃんとそれとして受け取ってくれて、個人的には客席のノリのよさで僕も調子が出た部分もありました。
やはりあわてんぼうのサンタさんのように、いくつか進行上のトラブルはありました。
大きくはスライドの映像が一部出ないまま朗読が進んでしまった瞬間があったことと、最後にペンライトを蝋燭代わりにみんなで揺らして一人一人去っていくことを想定してペンライトを用意して手渡してあったのにもかかわらず、その指示を忘れてしまったことでした。
でも、あの程度は「想定の範囲内」でした。
むしろ本番よりも通しリハーサルを開場時間前に照明音響のタイミングと合わせながらやりおおせるかどうかのせめぎあいでかなり緊張したのですが、無事終えることが出来、後は本番になってからは「あっという間」という印象でした。
ご出演、ご協力くださった方々、ありがとうございます。会場においでくださった方々、ありがとうございました。これからクリスマスの本番ですが、皆様に幸あれかしとお祈りさせていただきます。
そして皆様のかたわらに『サンタ服を着た女の子』があれば幸いですし、サンタ服を作ってイブに馳せ参じる人たちにエールを送りたいと思います!