新刊出来たて先行発売


 新刊『情緒論〜セカイをそのまま見るということ』。予定が一日早まって、本日見本が完成したので、版元の春秋社が明日我が家に着くよう発送してくれたとのこと。
 楽しみです。

 仕上がりは意外に重厚な感じで、レインボーカラーの帯もモノトーンのカバー写真と相俟って、とても魅力的になっているとの担当氏の報告で、僕も早く見たくてわくわくします。黄色いフキダシのなかに僕の名前が載ってます。

 そして、春秋社の営業さんが今日、先行発売の場である神田の三省堂に30冊持っていってくれたそうです。
 皆さん、ぜひ、できたてのホヤホヤのこの本を手にとってください! 

 神田という本の町で最初に世に出すのは、感慨もひとしおです。
 本のある町って、情緒があると思います。神田は古本と新しい本が混ざっている町。
 黄ばんだ紙も、初めて開くあのパリパリした感じも、人の手が加わった喜びが感じられます。