小学校に我が子を見た

    
  彼女の実家に寄宿中。
 
  なかなか眠気が取れず、午後から仕事。
  その前に家賃の入金で近くの銀行へ。
  子どもは彼女の弟さんに見ていてもらって、いっしょに行く。
  短い距離だが、生まれて以来、はじめてのデートだ。
  駅前でお茶して、お餅を食べる。
  駅前のお菓子屋さんで生ケーキ買う。これは前から目をつけていた。イチゴのケースみたいなのに、いっぱい生クリームと果物が詰め込んであって700円。
  彼女が通っていた小学校の中を通る。交通安全の人形、いまのは等身がスマートだが、以前のもっと子どもっぽいスタイルのものが物置に置いてあった。それがうちの子に似ていた。
  半分埋め込まれたゴムタイヤやサッカーゴールではしゃいでいたら、子どもたちの目が。
  何と僕らは今日が土曜日で休みだと勘違いしていたのだ。
  小学生が通る舗装されていない道を追いかけるようにして帰路につく。
  いつもは舗装された表通りしかしらない自分なので新鮮だ。
  そこを歩きながら、子どもをいつかこっちで育ててもいいねなどと話をする。

  帰って生ケーキ食べる。ぐったりする。

  ニャン2の記事構成し、ドキュメンタリ監督の松江哲朗さんに取材の電話をかける。
  その部分も含めて下書き完了。

  あとは疲れて、彼女の弟さんを訪ねてきたお友達と、彼女のお父さんと一緒にビールで歓談。子どもは彼女の膝で。
  たくさん飲んで眠くなる。

  夜は雪が降ってきたみたいだ。