いよいよ17日!

  

 
 いよいよ、17日より、『ダンプねえちゃんとホルモン大王』が東京・渋谷に帰ってきます。

 毎週水曜日19時半より、アップリンクファクトリーでアンコール上映開始です。
 今のところ、終了の期限は決めず、出来るだけ続けていきます。
 ぜひ、会いに来てください!


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アクションもさることながら心に残る名セリフの数々! 
ダメ人間なのにお説教が好き。
お説教ってキモチイイ。それは食とも並ぶ快楽。
心に響くお説教が出来ても『いいひと』とは限らない。
お説教が苦手でも『いいひと』とは限らない。
人殺しが『悪いひと』とも限らない。
すべてを肯定し、全人類を不安にさせる
娯楽映画の王道が『ダンプねえちゃんとホルモン大王』!

                     文・切通理作


 愛と赦し……そして暴力
『ダンプねえちゃんとホルモン大王』
  監督・藤原章
  主演・宮川ひろみ、デモ田中
  
 『神様の愛い奴』『ラッパー慕情』の藤原章が描く人情活劇ミュージカル。
 港町。ダンプねえちゃんは将来の夢もなくぼんやり暮らしてた。家業のラーメン屋も手伝わないので父からたっぷり怒鳴られる。この小さな町に、世界ケンカ大会のチャンプがやってきた。ホルモン大王である。男気あふれるホルモン大王に一目惚れするダンプねえちゃん。しかし粗暴な一面があり、嫌がるダンプねえちゃんをレイプ。心と肛門を傷つけられたが、人情あふれる医者(切通理作)に助けられる。医者は武道の達人でもあり、ホルモン大王に復讐するため猛特訓がはじまった…

 と、読んでてバカがうつりそうな内容だが、大阪で1ヶ月間、181作品が参加したインディーズ映画の祭典“シネドライブ2009”でグランプリを受賞。
 前作の『ヒミコさん』で可憐なレディを演じた宮川ひろみが、今度は品性下劣でありながら肝の太い女を熱演。恋人役に井口昇監督作でお馴染みのデモ田中、武道の達人に評論家の切通理作、ガンコ親父を脚本家の高橋洋が好演。漫画家の花くまゆうさくも幻の柔術を披露する。音楽は(ピラニア楽団)。主題歌を唄う室田晃が、父である日出男の愛したピラニア軍団から名づけた。

 切通理作の処女単行本『怪獣使いと少年』と、藤原章筆による『功夫使いと少年』(「映画秘宝」に掲載)は、力が欲しいと願う無力な少年達に捧げる歌。その時点では面識はなかったが井口昇特集のオールナイトで、テアトル新宿にて先行上映された『ラッパー慕情』に衝撃を受け、打上げで初めて藤原監督と話す。その後『寿司デカ』『ヒミコさん』と藤原作品に出演することになる。


映画公式HP http://danp.iinaa.net/

予告編 
http://www.youtube.com/watch?v=NiMhvFehXJw

藤原章監督インタビュー
http://www.youtube.com/watch?v=j8gQSgBV4iQ

藤原章監督ブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/doragon2009

完全版『ダンプねえちゃんとホルモン大王』インタビュー 前編
http://www.youtube.com/watch?v=sb9UxB0cia8

完全版『ダンプねえちゃんとホルモン大王』インタビュー 後篇
http://www.youtube.com/watch?v=k9GJ2ZACUik