これが創刊号の『映画の友よ』
メルマガ「映画の友よ」
http://yakan-hiko.com/risaku.html
を始める際、
管理している「夜間飛行」サイトの
社長から「書き手にとってプライオリティの低い
ものはやっちゃダメですよ」と言われた。
まったりと映画評でも綴ろうかと思っていた
私は、本気勝負に出ることにした。
当初予定していた日本映画についての
新しいスタイルの各作品批評に加え
単行本に書くような
長編批評の勝負原稿を二つ、
インタビュー記事も、
映画界内外
5人の方にお願いして、OKして頂いた。
以下、創刊号の目次です。
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[01]このメルマガをはじめるにあたって
[02]創刊記念・長編評論2連発 その1
『かぐや姫の物語』の<革命>
高畑勲は「輝かない姫」をどう描いたか?
そして、いかにして「映画を完成させたくない!」
と叫んだか。
[03]創刊記念・長編評論2連発 その2
『キック・アス2』はどこが物足りないのか?
ヒーローについての映画と、ヒーロー映画
日本の特撮・ヒーロー作品で途絶えた流れとは?
[04]創刊記念インタビュー
小林よしのりのときめき映画館
<かわいいが正義!>の眼福論
「あっちゃんはもういい。クロエ・グレース・モレッツにAKBを見た」
[05]特集 映画とキス
キスほど映画的なものはない?
公開中の映画で「キス」が重要な
キーワードになっていることに着目した私は、
それぞれの作り手に会いに行きました。
1<愛人>とキスで別れたい
『チャイ・コイ』脚本・赤澤ムックさんに聞く
2「キス」で終わり、キスで始まる物語
『キスして。』監督・脚本・出演 ほたるさんに聞く
3 映画で描く「キス嫌いの末路」
『ポーラーサークル・プレゼンツ 未知なる漫画家オムニバス』第4話「その部屋でかたくなったりやわらかくなったりキスをしそこなったり」監督・出演 枡野浩一さんに聞く
[06]日本映画全批評2014
11月23日以降、公開される全日上映規模の作品は、
すべて批評。
既成の映画評を活字媒体からウエブまで検討した結果、
行き着いた画期的なレビュー方法で臨みます。
・楽隊のうさぎ
・武士の献立
・花火思想
・ペコロスの母に会いに行く
・あさ・ひる・ばん
・1BR-らぶほてる
・もらとりあむタマ子
・地球防衛未亡人
[07]創刊号特別寄稿
なんと現役映画監督が特別寄稿!
地方自治体側の人間や地元の人々の協力態勢で作ったご当地映画でもありながら原発を扱うという、画期的な作品『朝日のあたる家』。ここには本当の庶民の声がある。
この映画を実現させた太田隆文監督は「日常の中の非日常」としての怪獣映画ファンでもあった。
怪獣映画ファンに見てもらいたい「原発事故」以後のドラマについて、自ら綴って頂きました。
[08]連載 ザ・女優魂
知る人ぞ知る安部智凛さんは、若松孝二監督作品の常連。かつてファッションモデルの道を歩んだ彼女が、「血と暴力と狂気」に魅せられていった理由。
新作『華魂』(佐藤寿保監督)の「よくぞ死人が出なかった!」というすさまじい撮影現場のエピソードを交えて語ります。
[09]連載寄稿 眼福女子の俳優論
第1回 クロエ・グレース・モレッツ 筆・丸茂透子
映画の魅力は見ることの幸福。その<眼福>体験を見事に言葉にし、追体験できる新人女子ライターの登場です。
[10]連載寄稿 女子ときどきピンク映画 筆・百地優子(脚本家)
第1回「それでもあなたはピンク映画に行きますか?」
なんと現役脚本家による連載!
女性でありながら女人禁制・・・・・・否、立ち入った女性は何をされるかわからない?成人映画界に自ら入った理由とは?
[11]編集後記
[12]読者プレゼント
[13]次回予告
[14]掲載情報