『映画の友よ』38号、高橋伴明監督にワイルドサイドなインタビュー

配信開始されています!切通理作メルマガ『映画の友よ』38号。今回は公開中の『赤い玉、』監督である高橋伴明さんにロングインタビュー。「映画と性を語る」というテーマで「ここまで言っていいんですか」と息を呑むワイルドサイドなメッセージが次々と繰り出されます。

『赤い玉、』は高橋監督が自ら勤める大学の学生を脱がせてヒロインにし、奥田瑛二演じる自分がモデルの教員(兼映画監督)に淫行させ退官に追い込む映画。学生の前で「映画なんか教えられないことがわかった」と言い切って去っていくこの先生は、そんな日常をシナリオにして映画の企画にします。

そして自分の息子ぐらいの年齢の若きプロデューサーから「ターゲット(想定観客層)は?」と問われ「オレ自身」と応えます。そういう映画です。

若い頃、監督になる前から合鍵を12個持っていたほどのモテ男だったという高橋監督。女優の高橋恵子さんの夫である事は有名ですが「女優の持つジェンダー性」という部分でも持論を展開されています。

まだまだモテたい人も必読!
<長編批評『ピース オブ ケイク』『天空の蜂』『私たちのハアハア』><竜巻映画は怪獣映画><ゾンビメイクに負けないイケメンとは?>といった記事とともにお楽しみいただければ幸いです。

http://yakan-hiko.com/risaku.html

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目次
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[00] 巻頭のごあいさつ
[01] 今週の目次
[02] 連載寄稿・カセット館長の映画レビュー 筆・後藤健児 
第34回 竜巻映画は怪獣映画である!
[03] 連載寄稿・眼福女子の俳優論 筆・小佳透子 美しいポテンシャルの高さ〜ニコラス・ホルトの魅力
[04] 高橋伴明、映画と性を語る〜『赤い玉、』公開記念ロングインタビュー
・<妄想>を強く持つのは人間のオス
・監督はモニタなんか見るな!
・映画なんか教えらんねえよ!
・裸から逃げるな!自由でなくなる
・物議を醸すとわかってやった
武田泰淳川端康成
・もう「偉い人」は撮りたくない
・映画は試写で見ない
・<企画ありき>じゃなく<クレームありき>の映画
・呑むか吸うか、ヤッてるか
[05] 青春の疾走……そして喪失の旅『私たちのハアハア』
[06] 恋そのものを描きだす『ピース オブ ケイク』
[07] 日本でポリティカル・フィクションが成功した瞬間〜『天空の蜂』
[08] 第3回「映画の友よ」祭告知
[09] あとがき