表紙画出来ました!

    『宮崎駿の<世界>』昨日表紙の装画が絵描きさんから出来あがってきて、直接見せていただきました。
  宮崎駿さんとも交流のある、ある人にお願いしたのですが、最初は「ラフ案もいただかなくていい。思う存分好きなように描いてください」というつもりでした。
 が、ご本人も多少は修正意見がないと不安なようで、ラフを二回FAXしてくれました。
 すると、ついこちらも細かいところを言いたくなってしまう。
 こういうときの注文の窓口は一本に絞った方がいいので、僕は編集者に意見だけ伝えて、直接の連絡は控えました。
 二番目のラフの後、「またラフ出してもらいますか」と言われましたが「いえ、本番で進めてください。最終的には自由に描いてくださいとお伝えください」と言いました。
 それが先週の土曜日。やっぱり直接話した方が良かったのか、様子伺いこれからもしてみようか、否、かえって執筆の邪魔になってしまう……と、「セックス・アンド・ザ・シティ」見ている間も気がそぞろ。でもお任せしたからには考えまい……と自分を抑え込みました。
 
 そして昨日、渡された封を開けてみたら、予想以上の仕上がりに感嘆いたしました。
 編集さんいわく「宮崎駿さんに媚びず、しかも愛すべき表紙になっていて、批評性のある」絵になりました。
 早く皆さんに見せたくてウズウズしています!