竹熊、氷川両氏と『宮崎駿の<世界> 増補決定版』刊行記念イベント
『宮崎駿の<世界> 増補決定版』(ちくま文庫)刊行記念
「アニメ昼話 ポニョとハヤオを語りたおす!」
宮崎駿は<神>なのか? あるいは破綻した作り手か?
全作品に隠されたものをさぐる。
【出演】切通理作(著者)
竹熊健太郎(サルでも描けるまんが教室)
氷川竜介 (BSアニメ夜話・アニメマエストロ)
11月3日(月・祝)
OPEN 12:00 / START 13:00 前売¥1000/当日¥1500(共に飲食代別)
会場 ロフトプラスワン (新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2 03-3205-6864)
http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/
前売は店頭およびネット予約
こちらで即予約可能→http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/reservation/
アニメーション監督・宮崎駿。その世界に誇る才能はいち「映画監督」という枠にとどまりません。大気の流れからメカニック、建物、動物、人間、草木、底に流れていた地下の水まで、画面上のすべてを自らの能力で統率。地下に潜ったかと思ったら、今度はとてつもなく高い場所に上っていく……世界は横にだけでなく縦にも見渡せるのだということを教えてくれました。そして悪夢と解放を示す<落下>と<飛翔>。
本書は2001年7月、宮崎駿監督『千と千尋の神隠し』の公開と同時に出版されたちくま新書の『宮崎駿の<世界>』を大幅に加筆したものです。その後に公開された『ハウルの動く城』と、この夏から秋、そして冬にかけていまだ大ヒット公開中である『崖の上のポニョ』、そして三鷹の森ジブリ美術館およびそこで上映される短編の宮崎駿監督作品すべてについて新たに書き起こしています。それだけでも本一冊の分量はある書き下ろしになりました。また前半部分も全面的に手を入れています。
刊行記念のトークショーでは、近年の宮崎作品に対してともすれば囁かれがちな「作画はすごいが、ハリウッド的な起承転結に当てはまらない。ゆえに完成度は低い」という評価について改めて問い直します。ぜひ、皆さんも一緒に参加してください!